昨年の第5回国民大集会のレポートは、こちら

ご家族の挨拶 荒木和博氏の挨拶
平沼赳夫氏の挨拶 メディアはどう伝えたか
中山成彬氏の挨拶 西村幸祐:問われる、日本のメディアの見識。
鳩山由紀夫氏の挨拶 山際澄夫:国民大集会で感じた希望
漆原良夫氏の挨拶 参加レポート
中山恭子氏の挨拶 ボランティア参加から見たレポート
小池百合子氏の挨拶 リンク
韓国拉致被害者の挨拶 Special Thanks

ご家族の挨拶
 


横田滋さんの挨拶

みなさんこんにちは
家族会の代表の横田でございます
皆さんご存じのように平成14年の10月に5人のかたが帰国なさいましたが、北朝鮮に残っております9人の方の帰国はいまだにめどがたっておりません。

 しかしなにも変わっていないかといいますとこのところ随分と変わってきております。
それは各党に『拉致対策本部』というのがもうけられておりますし、それから拉致議連も新しい平沼会長を会長に迎えまして強力化されております。

そして何よりも今までと違ってきたことと言うのは経済制裁をするための『外為法の改正』というのが成立しておりますし、北朝鮮の船舶が日本の港に入ることを拒否できるような法案もすでに自民党案、民主党案というのが提出されておりまして、これも国会で是非とも通って頂きたいと思っております。

さらにアメリカはテロ支援国家として北朝鮮を指定しておりますがその理由として、よど号犯を匿っているというようなことが入っておりますが、それに『日本人拉致』ということばも加わりました。これは北朝鮮からみれば拉致問題を解決しなければ、いろんな経済的利益も得られませんし、(日本人拉致がその理由に入ったことは)非常な強力な後ろ盾になっていると思います。

そして国民の意思で制裁法案が=外為法の改正が行われたわけですから、そういつまでも動きがないと言うことは対話と圧力ではなく、『圧力と対話』ということで是非、政府にこの外為法を適用して頂きたいと思っております。
その為に今日大勢の議員の方もお見えになっていますし、アメリカからもブラウンバックさんのビデオも届いております。世界の意志で是非解決したいと思います。

それと、昨年の5月に国民大集会を開きました時に、お入りになれなかった方も大勢おられたのですが、今回は平日のこんな時間ですのでどのくらい来て頂けるのかと心配しておりましたが、それがほとんど席が埋まっておりまして杞憂におわったということは、如何に国民の方がこの問題に関心を持ってくださっているのかと言うことの現れだと思っております。

これが救出につながりますように、我々主催者としても願っております。
どうぞご支援のほどよろしくお願いします。


横田早紀江さんの挨拶

今日は連休の初日の中、このようにたくさんの皆様方がこうして会場に駆けつけてくださいまして、本当にありがとうございます。集会は6回目を迎えました。世界はテロとの闘いを実行している中で日本だけが拉致という国家テロに対して何ら解決を見いだせない足踏み状態が続いています。日本政府にお尋ねします。そして小泉首相にお尋ねいたします。あなたは拉致された私たち家族、兄弟である日本人を愛していらっしゃるのか。それとも独裁者である、国家テロの首謀者である金正日を気遣っていらっしゃるのか。どちらでしょうか。

一日も早く、私たちの家族を救ってください。日本国民、私たちみんな、怒っています。絶対に譲歩いたしません。本日、ここに集まってくださっている国民の怒りの声を、小泉首相は真剣に受け止め、聞いて欲しいと思います。

拉致されたというのは海に溺れている状態です。溺れるというのは本当に苦しく、本当につらいことです。助けて欲しい、という言葉しか出ません。泳げる人は抜き手を切ってすぐに飛び込んで助ける、これが人間の姿です。抜き手を切って救出するということは一日も早く色々な法案を作り、そしてそれをすぐに発動して救出に向けるという意味です。私たちは本当に一日も早く、一日一日が子供たちがどんな眼差しをして私たち日本の国を思い、今日も星を見て、お月様を見て、あの制服を着ためぐみがどんな眼差しになっているのか、その思いで、毎日毎日、考えております。あちらにいる人たちはもっとつらい思いで、どんなにか苦しんでいるかわからないのです。どうか皆様、お力をお貸しください。

横田早紀江さんの挨拶(リアルプレイヤー)
http://nyt.trycomp.com/hokan/file/yokota-sakie-san.rm



飯塚繁雄さんの挨拶


家族会の飯塚と申します。妹八重子が拉致されてからもはや26年もたっております。これは本当に考えられないことです。私たちはこれ以上待てません。この問題を解決するに当たっては今までのような生ぬるい日本の対応、これでは全くいつまでたっても解決出来ません。この機会に絶対に解決する手は北朝鮮に我々の声、国の声をはっきりと訴え、日本全体が怒っているんだということを訴えるべきではないのかと私たちも思っております。今、北があわてているようにもっともっと日本の存在を意識しこの問題を解決しなくてはいけないと多分いってると思います。これからも皆様の力強いご支援の元で、政府、国民、我々が一体となって絶対にこの問題を今年中に解決するということで、ぜひ、これからも皆さんの応援をよろしくお願いいたします。


飯塚耕一郎さんの挨拶

皆様、本日はお越しいただき誠にありがとうございます。私、田口八重子の息子で耕一郎と申します。私の個人的なことを話させていただきますと、6年前、親父の方から出生の秘密を聞かされました。その時、出生の事実に関してもショックでしたが、出生の秘密以上にショックであったことは、その当時、私たちは何も出来ない、ということでした。それが今や6年たって、これだけ多くの方々や多くのご署名をいただいて本当に力強いことになっております。もう少しで北朝鮮に対して何らかの制裁を加えることが出来る状態になっております。皆様、もう少しお力添えくださいませ。よろしくお願いします。

飯塚耕一郎さんの挨拶(リアルプレイヤー・音声のみ)
http://nyt.trycomp.com/hokan/file/iiduka-san.rm




蓮池透さんの挨拶

皆さん、こんにちわ。今日は、たくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。この後、首相官邸に向けて大行進が行われます。本来、考えてみますと、これほど滑稽なことはないと思います。北朝鮮の犯罪に対して、なぜ日本国民が、自分たちの総理の官邸にデモをかけなくてはいけないのか。これほど滑稽な話はありません。しかし、あえて我々はそうせざるを得ないという、この心情、気持ちを小泉総理、政府、外務省の皆さんは自分の胸に、手を当ててよく考えていただきたい。

小泉総理は、もういい加減決断していいと思います。もうそんなまどろっこしいことは必要ない。総理がもう一度、北朝鮮に行って直談判してくればいいじゃないですか。この場に及んで、小泉総理ががまんしろとか、辛抱しろとか、四半世紀も待たされて、我々はもうこれ以上、待てません。

総理はご自分で拉致問題の扉を開けた、とおっしゃるかもしれませんが、であるならば、ご自分の手できちんとこの問題にけりをつけていただきたいと思っております。
どうもありがとうございました。


蓮池秀量さんの挨拶

柏崎から参りました蓮池でございます。時間の関係もありますので、今日は一つだけ。総理が訪朝以来1年半、この拉致問題は全く膠着状態であります。この膠着状態を打開するために、ただ一つ、総理からもう一度、再度、訪朝しほしいということを私は十数回、小泉総理に手紙でお願いしてきました。総理は、特別返事はありません。しかし、私たちにとって、私たち家族会も、あるいは議員の訴えも、全国の国民の声として是非、これをお聞きいただきたい。皆様方の力強いご支援とご協力を引き続きお願いして終わります。ありがとうございました。


地村保さんの挨拶

皆さん、こんにちわ。
私は、皆さんの支援と国民の世論で去年帰りました福井の地村保志の父の地村でございます。皆さんが署名活動などに大変協力してくださって、大変ありがたく思っております。5人が帰りましたのも皆さんのおかげと思って、私は感謝しております。しかし、まだ私にとっては孫の3人、蓮池さんの2人、曽我さんとこ2人というように8人の皆さんが、まだ人質のような形で向こう、北朝鮮に残されております。私も、皆さんに、大勢の皆さんの前でお願いいたします。孫の顔を見るまでは、私ももう一踏ん張りして、皆さんに協力をお願いします。

日本の政府の、これまでの対応が生ぬるいと私は思っております。日本の国会議員の上層部に、せっかく出来た外為法の改正法案でも、抜かないというような発言をする。その政府の方針そのものを私は批判したいと思うのです。総理そのものが北朝鮮に向かって期限を切って経済制裁を必ずするぞと、そのような押しの強い言葉で言って欲しい。私はそう思っております。どうか皆さんも、私たち家族の心情を察していただきまして孫の顔、また10人の不明確な人、特定失踪者の皆さんの解決まで、どうか皆さん協力していただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。


平野フミ子さんの挨拶

小泉総理が伝家の宝刀は抜かないとおっしゃいました。では、いつ抜くんですか。誰に遠慮しているんでしょうか。金正日でしょうか。いえ、違います。国会議員に、族議員の方々に遠慮しているんですよ、皆さん。私たちは情けなくてしょうがありません。25年間放ったらかしにされた拉致被害者、そして家族、(聞き取れず)になれば、この制裁カードを使うべきだと思います。今がその時なんです。お願いします。皆さんの声を国会にあげてください。そしてイラク事件の解決を見たとき、テレビで見た時、本当に私たちは次は私たちの番だと確信しております。皆さん、応援してください。お願いいたします。


増元照明さんの挨拶

我々家族を、そして北朝鮮に拉致されたすべての人々の命、一人たりともおろそかにしない。その合い言葉で皆さん、我々と共にあの金正日政権と闘ってください。今、国会の中で拉致問題を解決するのに、と言われる方、いらっしゃいます。外務省官僚の中にも拉致問題を小さい問題だと言った官僚もいます。そういう方たちに猛省をうながし、そして金正日政権に日本国民が絶対に見返りを与えない。拉致問題の全面解決なくして日本国民は新たな見返りを与えない。拉致された人々を返すマイナスと返さないマイナス。返さないマイナスの方が大きいんだということを金正日政権に示すために、皆さん、声をあげてください。そして我々と共に闘ってください。日本が一つになって金正日政権に向かえば、拉致された人たちは全員帰ってきます。よろしくお願いします。

 

市川健一さんの挨拶

 鹿児島からきました市川です。いつも皆様から支援を賜りありがとうございます。
総理が北朝鮮に行き、金正日(キム・ジョン・イル)が拉致を謝罪してもう一年半がたちました。だけども拉致問題は進展しておりません。
逆に北朝鮮は揺さぶりをかけてくる始末です。もうここで政府は行動を起こすべきです。どうでしょうか?
各省庁がしっかりと連携を取り、綿密な戦略戦術に基づいて『経済制裁』を断固するべきだと思います。そして私達の家族を取り戻して欲しいんです。
私には90になる両親がおります。もう時間がないんです。皆さん一緒に戦ってください。よろしくお願致します。

 

市川龍子さんの挨拶

こんにちは。
 北朝鮮の金正日(キム・ジョン・イル)独裁政権は悪です。戦後はじめて日本の正義が世界に照明されると思っています。ここで日本が正義がなかったら世界から物笑いになります。
 私は昨年ロサンゼルスでまざまざと見せつけられてきました。『日本は何しているんだ。』アメリカの人たちが怒っていました。恥ずかしかったです。今度こそ本当の日本の心意気を見せて欲しいんです。そして世界から認めて貰えるような日本にして欲しいのです。
 助けてください。必ず羽田のタラップに弟を降ろさせてください。私はタラップの下まで車椅子を押して両親を連れて行きます。必ず両親の懐に弟修一を抱かせてやってください。お願い致します。



斉藤文代さんの挨拶

わたくし松木薫の姉で長女です。そして妹です。私の家は薫のことで色々なことがあります。一回目は骨を預ける、持ってこられましたが、まるっきり他人の骨でした。また今回は日本の政治家の方が処刑されたというような発言をされました。3回目はまた殺されるのでしょうか。私は弟は生きていると信じております。証拠のない発言をされるということは、本当に日本国民として私は信じられないかと思います。ちゃんとした証拠をとってから私たち家族に伝えるのが本当じゃないかと私は思っております。私は拉致が起きていつも泣いておるんですが、もう泣かないようにしようと思います。薫に本当に申し訳ないです。薫は向こうで待ってるんだと思ったら、私の心の傷は(聞き取れず)という気持ちで最近は考え方を変えて本当にがんばるようにしております。母も、入院しておりますけど、薫はどこにいるんだろうか、そんなことを毎回、毎回私に言います。でも、私はもう嘘はつきたくないから、本当のことを言おうかと思う時もあるんです。でもやはり顔を見ると言えません。ですから、今、もうすぐ帰って来ますって、そのように言って元気をつけさせております。もうこうなったら時間がないです。私たち家族にはもう時間がないんです。母にも。ですから、小泉総理が訪朝していただいたことには本当に感謝しております。ですからもう一度、小泉さんが声を上げて拉致家族を救うぞという、そういう方針でこれから動いていただきたいんです。(拍手で聞き取れず)私たちもがんばりますので、日本国民の力で拉致家族を救ってください。よろしくお願いいたします。

斉藤文代さんの挨拶(リアルプレイヤー・音声のみ)
http://nyt.trycomp.com/hokan/file/saitou-humiyo-san.rm

 

拉致議連会長 平沼赳夫氏
 
ご紹介を頂きました議員連盟の会長を致しております平沼赳夫でございます。
まず主催者の一人といたしまして、そして拉致議連の民主党西村幹事長以下議連の幹部も勢揃を致しておりますけれども、今日、それぞれいろいろお忙しいご予定があったかと思いますけれど、全国各地からこうしてこの野外音楽堂に拉致問題解決のために盛大にご参集を頂きました皆様方に、心から厚く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

一年半たちました。ご家族や被害者やご関係の方々のご心痛、本当にいかばかりかと思っております。

議員連盟と致しましてはお約束を守ることが大切だと、そういう覚悟でまず皆様方ご承知のように予算が成立する前に『外為法の改正』を行わせて頂きました。これで一つの大きな『手段』が出来たわけであります。
そして更に我が党、民主党、公明党、それぞれの心ある議員の皆様方が『入港する船舶を制限する』−−この法律の骨子はできております−− 一日も早くこの国会で成立させることが皆様方のご期待に応える家族の皆様方のその悲願に結びつくことだと、その覚悟で我々は最大限努力をさせて頂くことをここにお誓いをさせて頂きたいと思います。

また衆議院、参議院に拉致問題の特別委員会を設置することも我々議員連盟に課せられた大きな使命でございますので、この一日も早い設置を今日皆様方の前で『我々必ず成立をさせる、実現すること』を心からお約束させて頂き、さらに運動に厚みをつけていく。このことを皆様方に申し上げたいと思う次第であります。

状況としてはいろいろな問題がありますけれども、私どもは、この問題、あくまでも『政府間の正式な交渉の場で最終決着を図る』『その為には議員連盟が力を合わせてその後押しをする』
この基本原則を守って皆様方のお力を頂いて一生懸命頑張って参りたいと思いますので、どうかよろしく力強いご叱正をたまわりますことを心からお願いを申し上げ、本日の国民大集会が、そして大行進が成功裏に終わりますことを心から祈念をさして頂き、私どもの決意の一端を申し述べさせて頂きましてご挨拶とさせて頂きます。

本日は皆様本当にありがとうございました。
よろしくお願い致します。

 

自民党拉致対策本部事務局長 中山成彬氏(安倍幹事長訪米中のため代理出席)
 
 みなさんこんにちは。ご紹介頂きました 中山 成彬 でございます。
本日は安倍幹事長が出席の予定でございましたが、、ご紹介にありましたとおり今訪米中でございます。私は安倍幹事長のもと拉致対策本部の事務総長を務めております中山でございます。安倍幹事長からその代わりに出席して、そして自分としても必ずこの拉致問題につてはこれまでどおり一生懸命やるから、ご集会の皆様にくれぐれもよろしくと伝えてくれと言うことでございましたので、まずもってお話申し上げたいと思います。

 本日は連休の合間でございます。それにもかかわらずこんなにたくさんの方がご参集頂いておりまして、皆様方のそのお気持ちに、私のほうからも心から御礼を申し上げたいと思います。皆様方本当にありがとうございました。

 平山会長からも話がありましたように被害者が帰られましてもう一年半もたつわけでございます。本当に関係の皆さん方一日千秋の想いで全面解決を祈っておられるわけでございますが、なかなかなかなか前にすすまないのが、本当に歯がゆい限りでございます。本当に申し訳ないと思っている次第でございます。

 今平沼会長が仰いましたように、外為法の改正に続きまして今回、特定船舶の入港阻止法案を提出しておりまして、この前も中川国対委員長に話をしましたがこの連休あけましたら粛々と国会で審議する、成立をはかるということでございましたのでみなさん方にご報告を申したい次第でございます。

 ただ成立してもこれを発動しなければ意味がないのでございます。
私どもは今政府が慎重であるのが歯がゆいのでございます。
北朝鮮というのは私どもが考えているような常識ではありません。
たとえて言えば日本人ならば、泥棒をした、泥棒をしたことがわかれば普通返すのが当たり前でございますが、彼らはそうじゃない。苦労して泥棒したんだから、苦労して拉致し行ったんだから何か見返りがなければ返さないというのが北朝鮮でございます。そういう国に対してはやはり制裁を科す。この法案でいついつまでに返さなければ、解決しなければこういう制裁を科すと、順番に科す、そういう期限付きでやって行かなくてはと私は考えているわけでございます。

 しかし皆さんこの法案に対して朝鮮総連、北朝鮮から私ども国会議員に工作活動が行われています。
どうか皆さんお知り合いの支援している先生方にそういった北朝鮮からの工作活動に惑わされないで必ず早く成立させるようにと皆さんからも働きかけて頂きたい、これがお願いでございます。

 私どもは4月に安倍幹事長と中山参与(私の家内でもありますが)と3人で拉致被害者の方を訪問しましたけれど、お見舞いに行きましたけれど、本当に皆さんけなげにがんばっておられます。頑張っておられますがしかし、皆さんのことばの端々からから向こうに残された子供達、−もう就職の年にあたる、結婚をする年になっている、北朝鮮の子供さん達は親の了解がなければ結婚しないそうでございます−
本当にそういう大事なときに親として子供達と一緒におれれないのが本当に残念だということを言っておられました。
 私達はこのみなさん方の気持ちをほんとに全身に受けてこれからも拉致問題に取り組んでいくことを皆様方にお約束を申し上げましてご挨拶と致します。
皆様方に本当にありがとうございました。

 

民主党拉致対策本部長 鳩山由紀夫氏
 
 拉致問題の解決のために日々大変なご苦労をしている皆様の今日のお集まりに民主党としても心からの連帯のご挨拶をさせて頂きたいと思います。対策本部長の鳩山由紀夫でございます。

 私は先般小泉首相と委員会で拉致問題に対して議論を致しました。
私は『領土を奪うことを侵略という。人を奪うことを、それならばどのように考えるか?』と総理にお尋ねをいたしました。『どちらが大切か』と問いましたら『領土も大事けれども領土以上に人の命が大事だ』と小泉首相は答弁をされました。言うまでもない話でございます。
ならば、領土が侵略をされたときに国家的な力で自らを防衛するのは当然とするならば、さらに人の命を奪う『拉致』という行為に対して領土の侵害以上の力を持って本来ならば国に対して対決をするのが当然ではないかと思うのでございます。

 ところがなかなか現実の政府はそのような想い(を)解っていながら行動はされていません。
まずは皆さんのお力を頂きながら支援室は必要でありますが、更に特定失踪者=拉致をされた方=もまだ100名を超しておられることは明々白々でありますだけに、そのような方々をしっかりと政府としても認知をするための『拉致問題対策本部』を設置をするように強力に呼びかけたいと思っております。
この2月に−この問題の解決は当然日本の政府の力で国民の力で解決をしなければなりませんが−また同じような運命を背負っている拉北者(今日はご家族の方もお見えでございますが)そのような方々とも連帯をすべきとの想いで韓国ソウルを訪れ、そして李在根さんをはじめ3名の拉北者の方々に日本の外務委員会の小委員会で証言して頂くことができました。
これからも日本として更に韓国やあるいは米国との強力協力体制のもとで我々と致しましてはなみなさんのお力を頂きながら努力を迫って参りたいと思いますのでどうぞお力を貸し頂きたいと存じます。

 民主党としても、(本日の新聞に載っておりましたが)アメリカが政府として世界テロ報告の中に日本の拉致問題を入れてくださったのは大きな進展ではないかと心から歓迎するものでありますが、民主党も先般ルーガー外交委員長に対して『是非政府に呼びかけて日本の拉致問題を提起を願いたい。そして拉致問題の解決なくして北朝鮮をテロ支援国からはずすことは出来ない』と言うことを書簡で送らせて頂きました。その想いの一端が通じたことは良かったとは存知ますが、本来ならばこの問題は日本が中心的に努力を求めなくてはならない事は言うまでもありません。

 私は総理に対しても外為法の改正、言うまでもありませんし、特定船舶の入港禁止法案、これも民主党としても当たり前のことでございます。『時期を決めて』法案の成立はもとよりその法律を、『時期を決めて』もし北朝鮮が全く進展を見せないというのであればその発動をすべきだと申し上げたところでございます。

 まだまだ、皆様方には民主党も(一部不明)皆様方の期待に十分の答え切れていない、その想いを民主党としても噛みしめながら体を張ってこの問題を解決するために努力をしておられる皆さんと共に、同じ体を張る、そんな覚悟で対策本部長としてもこれから努力をすることをお約束を申し上げ、改めて皆様方のお出ましに感謝を申し上げ連帯のご挨拶と致します。
本日は本当ご苦労様です。ありがとうございました。

 

公明党拉致対策本部長 漆原良夫氏
 
 公明党の漆原良夫でございます。今日は連休の合間に、大変お忙しいところをこんなにたくさんの人にお集まり頂いたことをまずもって感謝をいたします。本当のありがとうございました。

 拉致問題解決のために政府は努力をしてきたと私は思います。しかし私は不満があります。『いつも解決のボールが北朝鮮にあること』であります。被害者は日本人なのです。日本の国が主導権を握れないような交渉の仕方はこれは根本から間違っていると思うのであります。(拍手)

 先ほど家族会の会長の横田さんから『対話と圧力』ではなく『圧力、圧力と対話』という路線に変えるべきだというお話がありました。私はそろそろその時期にきているんだと思うんですが、皆さんいかがでございましょうか?(拍手)

 本当にあの白い巨体の万景峰号が新潟の港に人もなげに入ってきてそれこそ高価なメロンや野菜や魚・果物いっぱい積んでみなさんの反対を押し切って平然と出て行く姿を見てこんなに無惨な想いになったことはありません。何としても万景峰号を止めるだというのが私の素朴な原点でございます。(拍手)

先ほど平沼会長から話があったように外為法違、この改正を通常国会でまず行いました。今大きな問題となっていますのは特定船舶の入港禁止法案でございます。自民党、公明党、与党と致しましてはすでに一ヶ月前に法案を作り上げまして衆議院の事務総長のところに提出をしてあります。従って連休明けの早い時期にこの法案の審査に入って『必ず成立させる』ということをみなさんにお約束申し上げたい。(拍手)

 もう一つ私達は議連として今回の国会でこの拉致の問題を衆議院を参議院で特別委員会を作るべきだとうことを申し上げてまいりました。ま、しかしいろんなことから現在外務委員会の小委員会というところでやっているわけですが、しかしやっぱりこれは日本の国会の意志を北朝鮮に示すには、国会として特別委員会を作ってそこで議論するのは当たり前と言うふうに私は考えております。 幸い予算も通ったことですから、何としてもこの連休後の国会でこの拉致問題の特別委員会を立ち上げたい、こんな想いでいっぱいでございます。

 私は3月3日総理に質問をさせて頂きました。外為法改正をした、そして特定船舶の入港禁止法案を作る、しかし我々は政府に『抜かずの宝刀を与えたのではなんだ』ということを申し上げさせて頂きました。
たとえどんなに切れ味のすごい名刀を与えたとしても床の間に飾って使わなければ何もならないわけでございます。我々はこの2つの法案=2つの宝刀を議連であるいは超党派で政府に与えるわけですから必ず使うべしだと言うふうに考えております。一定期間をおいて拉致問題の進展がなければこの法案を使うということを明白にして交渉にあたるべきだと、それでなければ日本は拉致問題の(交渉の)主導権を握れないというふうに思っておりますがみなさんいかがでございましょうか。

 後半国会、全力を挙げて公明党そしてまた自民党、民主党一緒になってこの問題に取り組んでいくことを皆様に心よりお誓い申し上げまして私の挨拶に代えさせて頂きます。
頑張りましょう。ありがとうございました。

 

内閣官房参与 中山恭子氏
 
 皆様、お休みの間に(ですのに)このようにたくさんの方々がこの国民大集会にご参加下さいましてありがとうございます。心から感謝申し上げます。

 北朝鮮による日本人拉致の問題に多くの方々が一人でも多くの日本人が『関心を持ち続けている』この事がこの拉致問題解決にとって非常に重要な事柄でございます。

 拉致された被害者の方々やご家族にお会いするたびにその『何とか救出できないもんだろうか』との切実な心を、切実な想いに強く心を打たれております。一昨年帰国されました5人の被害者の方々、一年半過ぎて尚子供達家族が北朝鮮に残されております。離れて連絡も取れないその家族のことを想い、辛く歯がゆい毎日を過ごしております。またあの時タラップを降りてこられなかった被害者の方々、今も北朝鮮できっと連絡が取りたくてもとれずにひっそりと過ごしていると考えられる北朝鮮に残されている被害者のご家族にとっては二十数年にわたるこの苦しい時に加えて更に今、一日一日、その辛い思いが加わっている事でございます。その被害者の方々、そのご家族の方々の想いを感ずれば本当に何とかならないものだろうか、日本の人々が心一つにしてこの問題に対処して行かなくてはならないとの思い毎日駆られております。

 日朝間におきまして様々な動きがありますが、残念ながらそのいずれもお話にありましたとおり北朝鮮の工作活動の一環として行われているものでありまして、北朝鮮側から『北朝鮮拉致した日本人を帰国させる』といった前向きな対応は今見えておりません。

 おかげさまで国会におきまして先ほど平沼拉致議連会長様はじめたくさんの国会議員の先生方から心強いお話を頂きました(ように)外為法が改正され、今特定船舶入港禁止法案も国会でこれから審議されようとしています。ほんとうありがたい事でございます。

現在は特定船舶入港禁止法案の成立立を阻止するために日本国内でも大変積極的な工作活動が行われていますが今お話を伺いましてこの法案は必ず成立するものとちょっと安心したところでございます。(拍手)

 政府と致しましても北朝鮮に残されている(帰国した)5名のご家族方々とそれからまだ安否が解らないでもきっと生存しているに違いない残されている被害者の方々の帰国を強く求めて一日も早く一歩でも先進するよに引き続き全力を尽くして参ります。

北朝鮮がこのままこの問題を引き延ばすような、現在の状況を改善しようとしないというのであれば、政府は外為法や特定船舶入港禁止法等に基づきまして最も国家的な処置を講じて行かなくてはならないと考えております。

 その為にはまさに国民の皆様の声が大切でございます。皆様の声が繁栄され国民も国会も政府も一体となって北朝鮮に対して『拉致した日本人を帰国させるよう強く要求しているのだということを明確に示すこと』が大切でございます。そのことが拉致された日本人の解放につながるものと考えております。どうぞ皆様拉致の問題にこれからも関心を持ち続けけご意見を賜りますようにお願い致します。今日は本当にありがとうございました。

 

環境大臣 小池百合子氏
 
 ご紹介頂きました環境大臣の小池百合子でございます。本日午後と申しますか成田から今直行してこちらの会場にたどり着いたところでございます。
ニューヨークを経由いたしまして今ワシントンから戻ってきたわけでございますが、そして報道されたと思いますが、ワシントンで得ましたグッドニュースはあのテロ支援国家−テロ国家と言った方が私は早いと思いますが−そのリストにまた北朝鮮がしっかりと提起されていたこと。それからもう一つここが重要なところでございますが『日本人の拉致』ということがテロ支援国家としてのその理由としてしっかりとあげられたことでございます。

 ワシントンにおきましてアーミテージさんボルトンさん、様々な方とお会いしてきました。どなたがどう言ったとは申しませんが、やはりこの拉致という問題、『これまでアメリカがあまり知らなかった。しかし家族の皆さんがこられたりいろいろな形でこの拉致問題の重要性を知った。そして今回テロ支援国家のリストのところに拉致という重要な項目を入れることが出来た。拉致という行為を行った北朝鮮は拉致という原因がそこに明記されることでそのような報いを受けなくてはならない。』そのような言葉があったところでございます。

 これはグッドニュースでございますけれども、もう一つのバッドニュースのほうは未だに拉致問題が大きな明かりが見えないと言うことでございます。しかし先ほどからお話がありますとおりこうやってこのような大きな集会、そしてまた私達議員、拉致議連の関係の議員そして、家族会 救う会いつも心を一つにして拉致問題を絶対に早期に解決するんだと言うその気持ちをいつも一つにまとめていくこと。そして又この北朝鮮拉致問題を−今イラクの陰に隠れつつありますけれども−しっかり我々が大きな問題であると認識し続けること。いつも心を一つにすることが最大の解決方法だと思いますがいかがでございましょうか?(拍手)

 これからも閣内におきまして拉致議連三兄弟、石破、中川、小池でしっかり頑張って参りますので共に頑張っていきましょう。どうもありがとうございました。(拍手)

 

韓国拉致被害者の挨拶
 


崔祐英(チェ・ウ・ヨン)さんの挨拶
 こんにちは私は1987年1月15日に(不明)で拉致されたトンジン号の船員で崔宗錫(ケ・ソン・ホン)の娘です。今回は韓国の拉致被害者の家族を代表してこの行事の参加するようになりました。99年から毎年国民大集会にご招待して頂き今年で6回目になりますが、関係者の方々に感謝を申し上げます。(拍手)
 南北戦争(朝鮮戦争)以後に拉致された韓国人は486人もいます。未だに生死確認もできていません。(不明)ノムヒョン大統領が就任して一年になりますが拉致問題には無関心で、私達拉致被害者の現在を拒んでいます。北朝鮮は日本人を拉致したシン・ガン・スのように(不明?)の長期囚の送還に続き、その家族の送還を南北高位級会談で重要議題として扱っています。しかし『拉北者』の生死確認もしないことは反人民的な犯罪としか言えません。
 日本人拉致問題に献身的に活躍した皆さんのおかげで北朝鮮の拉致問題は世界の人権の問題になっています。一日も早く横田めぐみさん達の事実究明と拉致された家族の早期帰還を願ってやみません。
韓日の拉致問題が解決されるまで私達も一緒に戦います。ありがとうございました。

韓基弘(ハン・ギホン)さんの挨拶
 皆さんこんにちは、私は北朝鮮の民主主義のために闘争する韓国の青年NGO代表韓基弘(ハン・ギ・ホン)です。
韓国の拉致被害者家族も日本の拉致被害者家族救う会の皆さんと力を合わせとキム・ジョン・イル独裁政権を打倒し北朝鮮が民主化されるまで共に闘争しましょう。

 

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博氏の挨拶
 


ご紹介頂きました荒木でございます。

本日この会合にもたくさん特定失踪者のご家族、関係者の方がおみえになっています。
その中のひとりで我々が拉致の可能性が高いと言って発表した山本さん、山梨県甲府昭和56年6月4日に失踪した山本美保さんの件に関しましてみなさん報道などででご存じの通り警察は同じ年に山形で見つかった遺体が山本美保さんであるとつい先頃発表いたしました。

そして我々としては、いろいろな疑問を示したわけですが、おととい警察庁すぐそこですけれど参りまして外字課長から説明をうけました。その結果ますます疑惑を増すばかりでございましてこんな事も知らなかったのかというような状態でした。
誠に残念なことですが我々は一年余活動を通してこの国の政府は実はとんでもないことを隠しているのではないかというような疑念を持たざるを得ないのでございます
この国の中には多くの北朝鮮を助けた人々が様々な処におります。
是非ともそういう方々は一刻も早くその全てを話して頂きたい。そしてこれはいろんな形で脅迫などを受けている在日のかたもいると思います
しかし戦わなければ拉致被害者全員を救出することもその家族を救出することもできません。
このことは実は家族会にも救う会にも相談しないで上で一言申し上げれば
帰国されている5人のかたもあえて北朝鮮と戦ってその全てを語って頂きたい。
私の想いはおそらく多くの方が共有していることと思います。

我々はあのテロ国家と戦っているのです。
我々のやっていることは戦争です。
戦争は勝たなければいけない。
それをすることが日本人の拉致被害者を救出し、韓国人の拉致被害者を救出し、北朝鮮2000万の国民を救い最後にはこの東アジアに平和をもたらすことになります。

どうぞみなさんこの問題は『外務省がけしからん』『政府が悪い』『警察がいけない』と言っているだけで、気がついたらみんな北朝鮮で死んでしまったと言うことでは許されないのです。 

我々1億2500万国民の全ての責任です。
我々もここにいる人も皆さんもその家族を守っていくために拉致被害者全員を救出しなければいけない。
最後までどうかご協力頂きたい。よろしくお願いします。

特定失踪者問題調査会
http://www.chosa-kai.jp/

 

マスコミはどう報道したか
読売新聞・拉致家族会が国民大集会、北への経済制裁要求を決議
産経新聞・首相再訪朝し拉致解決を 家族会の蓮池氏が集会で要望
日本経済新聞・拉致被害者家族らが大規模集会
朝日新聞・北朝鮮への経済制裁求める 家族会など3500人がデモ
NHKニュース・拉致被害者救出めざし集会
NNN24.COM・拉致被害者の家族らが集会
TBSニュース・「経済制裁を」拉致被害者家族らがデモ
FNN HEADLINES・拉致被害者家族会が都内で集会とデモ行進 経済制裁を発動するよう訴える

News23
【 04月30日(金) 「経済制裁を」拉致被害者家族らがデモ 】 NEWS INDEX
(デモ映像) 「北朝鮮に物を売るなー」 「売るなー」
拉致問題の解決に向け、北朝鮮への経済制裁を求める集会が開かれました。
集会には、およそ3000人が参加し、すでに成立している改正外為法の適用に加えて
現在国会に提出されている特定船舶入港禁止法案の成立させ、経済制裁を早急に実施すべきだと訴えました。(32秒)

報道ステーション
1秒も報道せず。

 

問われる、日本のメディアの見識。  西村幸祐
 


新聞は国民大集会の報道にどれ位のスペースを割いているのだろうか? 同じ日に捏造記者会見を仕掛けてきた三人組の報道にどれだけスペースを割いているのか? 内容からスペースまで詳しく比較検討して欲しい。webでもYahooのTOP PAGEに午前9時半時点で国民大集会のニュースがなく、人質記者会見の見出しはある。インチキ記者会見に応じた三人組をこれから三馬鹿と書く。テレビの報道も酷かったようだ。私が確認しただけでも、トップに三馬鹿記者会見を持ってきた。昨年の筑紫哲也の愚を今年はテレビ朝日で古舘伊知郎が再現した。国民大集会を一秒も報道しなかった。
古舘伊知郎の番組は、すでにイラク事件が起きた4月8日に見限っていたが、ここまでキチガイだとは思わなかった。延々インチキ記者会見を放送し、自己責任否定キャンペーンにテレビ朝日は全社を挙げて必死に取り組んでいる。TBSも同類で、またしても、みのもんたが司会を務める報道まがいの土曜日早朝の番組で下村という男が論理のすり替えを行い、自己責任論者はイラク報道を見るなという暴言を吐いた。日本メディアのどうしようのない体質は原稿の定型化したフレーズに見て取れる。テレビも新聞同じで、拉致問題の集会に集まった3500人を「家族会と支援者」と書き、サヨクの集会は「市民」になる。別に「市民」だからといって偉くも何ともないが、少なくとも私は国民だ。
さらに言えば、NHKの「ニュース10」とTBSの「News23」は国民集会を20〜30秒しか取上げなかった。皮肉な事にテレビ朝日では「朝生」が最もバランスの取れた番組になってしまった。「朝生」で三馬鹿記者会見が予行演習をやっていた事が暴露された。じつは質問の事前検閲があり、生放送も許可されないという異常な記者会見だった。あんなものは記者会見ではない。そう、まるで共産主義国家の情報統制だ。価値のないニュースを拉致家族の国民大集会より大きく扱ったメディアは万死に値する。日本が現実に受けているテロの被害をどれだけ真面目に考えているのか? 三馬鹿事件に北朝鮮の謀略の匂いがすると前に書いたが、そんな想像を裏付けるメディアの報道ぶりだ。デモ隊は粛々と行進を行った。日の丸を掲げた一般国民のデモは、調べていないが歴史上初なのではないか? そんな歴史的な快挙を看過するメディアは日本のメディアではない。

酔夢ing Voice
http://www4.diary.ne.jp/user/401628/

 

国民大集会で感じた希望  山際澄夫
 


 北朝鮮に拉致された日本人の被害者家族会と救う会などが主催して4月30日の午後、東京・日比谷の野外音楽堂で行われた拉致被害者を救出する「国民大集会」に出席し、その後のデモ行進に参加した。
 そこで感じたいくつかのことを簡単に記しておきたい。
 第一にこの集会は連休の谷間ということもあって出席したのは三千人余の人々で、昨年二万人近い人が集まったのと比較してさみしい感じもした。特に出席した国会議員が20人ほどだったのは遺憾だった。
 だが、青い色のジャンパーを着て会場を走り回っていた数多くの若い世代のボランティアの姿を確認できたことや、各政党代表のあいさつが通り一遍のものではなかったことで、拉致被害者を奪還する環境が急速に整いつつあるという実感を得た。
 平沼赳夫・超党派拉致議連会長に続いて演壇に立った各政党代表は、外為法の改正に続く、万景峰号の入港を拒否できる特定船舶入港禁止法の早期成立に強い意欲を示したほか、膠着状況を打開するために期限を切った制裁発動に道を開くべきだとそろって強調した。
 それぞれ「法は出来ても発動しなければ意味はない」(中山成彬・自民党拉致対策本部事務局長)、「時期を決めて、もし北がまったく進展をみせないならば発動すべきだ」(鳩山由紀夫・民主党拉致対策本部長)、「期限を切らなければ交渉の主導権は握れない」(漆原良夫・公明党拉致問題対策委員長)−と述べた。
 とりわけ、これまで拉致事件に対して消極的な姿勢が目立った民主、公明両党の鳩山、漆原両氏の力強いあいさつが印象に残った。 鳩山氏は米政府が、年次報告で北がテロ国家であることの理由として始めて「拉致」を取り上げたことに言及して、「米国との強力な協調で北に解決を迫るのが大切だが、日本が中心なって努力しなければならないのはいうまでもない」。
 また、漆原氏は「拉致事件のボールはいつも北朝鮮にある。だが被害者は日本人だ。根本から間違っている。対話と圧力ではなく圧力と対話にかえるべきときだ。万景峰号をなんとしてでも止めるというのが素朴な願いだ」とまで語った。
 今後、この約束を監視して実行を促していくことが重要だろう。



 家族の発言はいつもながら感動的だった。私たちがどういう風に国家というものに向き合わなければならないかを教えてくれる。その詳細は「電脳補完緑」などで確かめてほしいが、小泉首相の再訪朝を求める声が数多く出されたことも特徴的だった。
 北朝鮮に対してなお慎重なものいいに終始する小泉首相に被害者家族が苛立ちを強めるのは当然だが、首相の再訪朝を求めることが戦略的に見て正しいかどうかについては踏みとどまって考えたいと思う。閉会のあいさつで佐藤勝巳氏も若干、触れていたが、小泉首相が訪朝したからといって問題は何も解決されるわけではない。準備のない訪朝では返って揺さぶられてつまらない約束をさせられることになるかもしれない。
 拉致事件の解決にあたって大事なことは、金正日に拉致問題の全面解決以外に金政権の存続はないと感じさせることである。
 拉致被害者はもしかすると、北朝鮮が知られたくない北のテロ情報などを持っている可能性もあるから、そこまで追い込まなければ拉致事件の解決などありえない。追い込むためにとり得る手段が経済制裁である。そうだとすると、家族会と支援団体は首相の再訪朝ではなく、引き続き一日も早い制裁発動を求め続けることこそ肝要であろう。つまりは金正日をしめあげるしか道はない。
 金正日を追い詰める意味でも米政府が日本人「拉致」を北をテロ支援国家リストに載せる理由として記載したのは極めて大きな意味を持つ。米政府は拉致を解決しない限り、北朝鮮への経済制裁の解除などありえないことを宣言したわけである。国際的な圧力はさらに強まった。
 それにしても、米政府の措置に対する報道が日本の新聞やテレビで極めて小さいのはどうしたことだろうか。同時に社説で取り上げた読売も含めて、この米国の措置が拉致被害者家族の働きかけによって実現したことが全く報じられていないのには失望する。
 国家のありかたが問われる拉致事件で、国家に代わって被害者家族が同盟国の米国に働きかけてテロと戦う同志としての共感を呼び起こしたのが今回の記載である。そのことはこれまでの家族会の度重なる訪米などの経緯をみれば明らかだし、今や横田夫妻ら家族と駐日ベーカー大使、アーミテージ国務副長官らとの友情はそれほどに深い。
 大げさに聞こえるかもしれないが、米国は拉致を記載することで真の意味での日本の同盟国であることを証明してみせたのである。そもそも同盟というのはそういう共感がなければ維持されないのだが、家族らによって日米同盟がより高い水準まで高められたと言ってもいいのではないだろうか。
 メディアにはことの重要性が理解できないのかもしれないが、私にはこの家族たちがいる限り、また奪還運動の広がりがある限り日本は大丈夫だと改めて感じさせられた大集会であった。

ジャーナリスト:山際澄夫
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/6801/

 

 

参加レポート
 

今まで、拉致問題には関心を持ちながらも、なんら行動に移すこともせずにいたのですが、「日本人なら、行かねば」という義務感にかられ、今年は仕事を抜け出して集会に参加しました。
冒頭から、多くの政治家の皆さんのがいらっしゃいましたが、西村真悟さんなど、何年も前から拉致問題に取り組んでこられた方の挨拶が聴けなかったのが残念でした。それに対し、鳩山さんや公明党の方など、小泉首相の訪朝以前には拉致に関心も示していなかった政治家が、のうのうと挨拶している姿には、正直なところ嫌悪感を覚えました。拉致問題を、政局や選挙などという矮小な枠の中でしかとらえられない、このような政治家達がのさばっているからこそ、拉致問題はいつまでも解決しないのだと、強く思いました。
司会の桜井さんの「被害者のご家族8人の帰国で参院選は自民党の圧勝だ、などとのたまう不逞の輩は許さない」という言葉、これが、良識ある多くの国民の思いであるということを、政治家たちは思い知るべきだと思います。
拉致被害者のご家族のお話は、直接お聴きするのは初めてでしたが、20年以上もの間、いったいどんな苦しい日々を過ごされてきたのかと思うと、涙なくしては聴けませんでした。お聴きしているうちに、ご家族のみなさんを何らかの形で応援することが、自分自身の家族を守るための戦いでもある、ということに気がつきました。そう、拉致された方々の無事な帰国も実現できぬ、そんな国に住んでいて、そんな政府を許しておいては、自分の家族を守れるわけがないのです。
今後も苦しい戦いが続くと思いますが、ご家族の皆様、心ある政治家の皆さんにおかれましては、どうぞお体にはお気をつけて、戦い続けて下さい。私も、私なりのやり方で、共に戦って行きたいと思います。

“こぎまろ”さん




遅くなってしまい5時半頃に入場しました。署名とカンパができてホッとしました。ブルーリボンを胸に付けながら急いで中に入ると、被害者ご家族の方々のスピーチの真っ最中で、多くのご家族の切迫した思いを聴くことができました。中でも、入院中の松木薫さんのお母様が毎日のように薫さんはどこにいるのかと口にされる、京都で元気にやっているよとお答えになるというお姉様の條」という訴えには本当にいてもたってもいられない気持ちになりました。私の息子は松木薫さんと同じ誕生日でして、私自身は松木さんと同じ年代、同じ時期にヨーロッパ旅行をしており、とても他人事とは思えません。
その後のデモでの皆さんの歩み・シュプレヒコールは、ご家族の肉声を聴いた直後であったこともあるせいか、本当に力強いものでした。皆さんの声が大きいので、私もお腹から大きな声を出しました。短いデモでしたが、皆自分の気持ちを込めて歩いていたように思います。何度も何度も「ふるさと」の歌声が湧き起こり、輪唱のようになりました。
1日も早く全員の拉致被害者、特定失踪者の方々がご家族の元に戻られることをお祈りしております。お祈りだけでなく、小泉首相にメールを出すとか、集会に参加するとか、工夫して時間をつくればできることはこれまで以上にやっていかなければなりませんね。
*私が入場した時に「ぜひデモにも参加してください」とお声を掛けて下さった青いジャンパーの関係者の方、私最後までデモに参加することができました。お声を掛けて下さいましてどうもありがとうございました。

松本さん


 

青い灯り(2004年4月30日)
 北朝鮮・拉致被害に関しての集会、第6回国民大集会に参加してきた。
 私の見たところ、参加者の大多数は50〜60代、または70代以上の中高年層で30〜40代、あるいは20代以下は少数派に過ぎなかった。
 サラリーマン・OLの参加がほとんどなかったのは連休の谷間でかつ開始が16時30分、つまり終業時刻前であることを考えるとしょうがない。しかし、高校生・大学生の参加がごく少数であったことはイラク反戦運動や人質解放デモのことを考えると不可思議である。
 なぜ同じ日本人の拉致には無関心でイラク反戦には関心が持てるのだろうか。もし、高校生や大学生がイラク反戦はカジュアルなものとして受け入れ、北朝鮮拉致はそうではないと区別しているのであればどこかが間違っているし恥ずべき事と考えるのは私だけだろうか。
 恥ずべき事と言えば会場の参加者にも当てはまる。登壇した議員に野次、あるいは罵声を浴びせる参加者がいて、なかんずくそのうちの1人は鳩山由起夫議員の挨拶中に退場させる、させないで一悶着あった。
 結局、退席させないことで落ち着いたようだが、この際に司会の桜井よしこ氏が「はやる気持ちは分かりますが、どうか心を一つにするために」と注意を促したことは特筆に値する。だがしばらくするとまた野次が飛びだし最後まで絶えなかったのはもっと特筆に値する。
 こうした野次や罵声を聞く機会は競輪場や大幅に遅延している駅・空港以外ではなかなかないことだ。
 前回の国民大集会でも入場できなかった中高年の参加者が野次・怒号を飛ばしていたが、ストレス解消を目的としているとしか言い様がないほどに見苦しい。
 しかし、今回私が心底から恥ずかしいと思ったのはデモ行進/請願行進である。
 なぜ、デモ行進ではなく、デモ行進/請願行進と2つになるかを説明しよう。
 日比谷公園から財務省上交差点までは青い蛍光ペンライト、プラカード、それに国旗を振り、「拉致被害者を返せ」などとスローガンを叫びながら「デモ行進」をする。
 そして財務省上交差点から首相官邸・衆議院を経由して旧永田町小学校まではプラカード、蛍光ペンライト、そして国旗もしまい、スローガンも叫ばずに「請願行進」をする。
 許可を下ろさなかった警察との交渉の結果、こうなったとのこと。
 だが、表現の自由が認められているはずの日本で、スローガンの書かれたプラカード、や日の丸さえ振ることが許されないのはあまりにも情けない、と言うか恥ずべき事である。
 17日前のイラク人質解放要求デモでは許されたプラカード(自衛隊非難のものももちろんあった)が今回はダメ、さらに北朝鮮国旗ではなく日本の国旗である日の丸さえも許されないとはこの国には表現の自由があったかどうかさえ怪しく思えてならない。
 だが、そうした不当な要求に対して主催者は「ふるさと」を歌うという策で見事に切り返した。
 これを演出、と言っては言葉が悪いかもしれないが、この「ふるさと」は実際に見事な演出であり戦略であった。
 国歌である君が代ではなく「ふるさと」を歌う。
 如何にいます父母 恙なしや友がき
 雨に風につけても 思い出ずる故郷
 外務省や首相官邸へ家族の思いを伝えるのにこれ以上の歌はない。被害者家族のつらい思いを考えると目頭が熱くなった。
 「ふるさと」は何度も繰り返し歌われ、旧永田町小学校前にて流れ解散。胸ポケットには蛍光ペンライトが青い灯りをまだ放っていた。
 この青い灯りや「ふるさと」が首相官邸に向けてではなく、帰国した被害者、家族、そして特定失踪者に向けられる日が一刻も早く来ることを念じてならない。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/8953/hibi1.htm#青い灯り

ライター・石渡嶺司さんのHP
大学でGO!
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/8953/





撮影:勝谷誠彦


 

 第6回国民大集会に参加しました。皆さんの話を聞きながらの感想というか、意見をいくつか言わせていただきます。
1 金正日が拉致を認めてから1年半も経っているのですから、経済制裁は、期限など設定せずに直ちに発動すべきでしょう。
2 北朝鮮最高人民会議(国会)代議員である総連幹部への再入国許可取り消しは当然ですが、金正日打倒を言わない在日朝鮮人も北朝鮮を支え、つまりは拉致=テロを支持していることになるのですから、幹部だけでなく一般の在日朝鮮人も再入国許可取り消しすべきでしょう。
3 拉致は北朝鮮自身の国家テロですから、「テロ支援国家」ではなく「テロ国家」であり、その北朝鮮を援助している中国と韓国が、「テロ支援国家」ということになる。従って、北朝鮮だけでなく、中国と韓国に対しても経済制裁を発動すべきでしょう。
4 万景峰号の入港を止めるだけでなく、スパイ防止法を作り、日本国内にいる北朝鮮スパイを逮捕することも考えなくてはならないのではないでしょうか。
 国民大行進(第四挺団)の最中、、ハンドマイクを持った人が「金正日を、ぶったおせー」と言ったときには、周辺の一団から何か暖かい笑いが起こり、「スタッフのアドリブなのかねー?」という声が聞こえ、皆で「ぶったおせー」と叫んでいました。私は、「殺せー」と付け加えて叫びました。

小川さん


 

良くはわかりませんが、全体として大きな混乱も無く、人数的(3500人?)にも、内容的にもまずまず成功だったような気が致します。主導的に動いてくださった方ご苦労様でした。”ふるさと”を大きな声で歌い続けて喉がいがらっぽい方、お疲れ様です。のど飴をお勧めします。
できればマスコミにもう少し取り上げてもらいたかったのですが、昨年の集会に比べると、今年はイラク問題が存在する事と、情報として新しい部分がやや少なかったのも一因かと愚考します。(例えば昨年は、被害者5人のご参加が、何と言ってもニュースバリューを増していた?)
ところで私は韓国人の方のお世話を主にさせていただきました。
北朝鮮問題は実は、韓国という国とどう付き合っていくかを考えなければ、本当の処は解決しないのでは無いか(つまり韓国問題である)、と以前から考えておりましたが、先日の韓国の選挙で、それがより鮮明になってきた、という気がいたします。たった一人の独裁者に起因するものではない、朝鮮半島の社会的・歴史的背景(500年か1000年くらい?)が大きな原因かと。
この掲示板を御覧になる方は、日本人拉致被害者や特定失踪者の事をこれからも忘れずに(少しでも)支援される方がほとんどかと想像しております。頭の片隅に、日本人被害者の20年前の様な状態の、孤立無縁の韓国人被害者の事も留めておいて下さい。
これは同情心からでは(もちろん贖罪意識などというものからでも)ありません。

mooneさん


 

昨日は、午後4時に日比谷公園近くで待ち合わせ。一行8人で野外音楽堂に入場。ほぼ席は埋まっており、8人まとまっては座れないかと思って見渡すと、ぽっかり2列空いている席があり、そこに一同着席。落ち着いて見ると、前の4列ばかりが見るからに「右翼」(笑。ああ、これで空いていたのか・・。ほどなく大集会の開始。司会は、おなじみ桜井よし子さん。ちなみに第1回国民大集会の司会は、ザ・ワイドなどでコメンテーターをしている南 美希子さん。この人、第1回の司会をしたわりには、時々首を傾げるコメントをしますね。まぁ、それはともかく、集会は横田滋家族会代表の挨拶から、各党代表の政治家の挨拶に。民主党からは鳩山由紀夫氏。挨拶の内容は昨年末の九段での集会時とほとんど変わらず。自民党は安倍幹事長の代行として中山成彬氏(中山参与の夫)、公明党から漆原良夫氏。それぞれの発言に間違いはないが、要はそれを実行しようとしているのかどうか。今になってなお「北朝鮮が誠意をみせなければ」などと言っているのがなんとももどかしい。

この政治家の発言最中に会場の何人かから野次が飛ぶようになる。タイミングのいい、気の利いた野次ならともかく、昨日のは妨害にしかならない野次であった。会場前方では女性が大声で野次り倒していたため、会場整理にあたる救う会関係者が必死になだめる。果ては西岡力救う会副会長までおっとり刀で駆けつけるも納まらず。この女性、常連さん、野次のね。ここで、桜井よし子さんが、「ここにいる全ての人が一本になって力を合わせなくてはならない」と凛とした声で野次をやめるよう発言。さすがに、これで会場前方の女性はおとなしくなる。ところが、会場後方。そう、私たちの席の真ん前に座っていた男性が、この桜井よし子さんの発言に対してまで野次る。この男性、集会が始まってしばらくしてやってきたが、「右翼」の方々の間になんのためらいもなく着席。すぐに野次り始めた。ただただ五月蠅いだけ。「そこのパンチパーマの兄ちゃん、ちと怒鳴りつけてやらんかい!」と心の中でけしかけるも、「右翼」の諸君もただ迷惑そうな顔をするだけ。なんや、へたれやのう。桜井よし子さんの「野次をやめるように」というありがたい諭しに対しても、「そんなお通夜みたいなもんで解決するんか」。この時、「五月蠅い!お前の野次を聞きに来たんじゃない!」と大きな声が。鼓膜破れるかと思いました。なんと私の隣の人、ああ、この人私の連れですやん。さるさる日記で「殿下さま、沸騰の日々」を書いている殿下さまでした。野次将軍がなんとか言い返すも、今度は殿下さまのお隣の方が、「黙れ!」と一喝。勝谷誠彦さん・・・。この2人の罵倒、もとい叱責に、野次将軍、「勝手にやってろ」と言い捨てて退場。その後を救う会関係者が走る。「右翼」の諸君もほっとひと安心。



しかし、この「右翼」の諸君、話しを聞いていない。携帯電話を使ったり、タバコをすったり、名刺交換したり。ハンドマイクを持っていた所を見ると、デモの先頭に立ったのかもしれないが、ご家族の話くらい、もうちっと真剣に聞かんかい!
ご家族の挨拶では、横田早紀江さんの発言が、従来より一歩踏み込んだように思えた。
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今日は連休の初日の中、このようにたくさんの皆様方がこうして会場に駆けつけてくださいまして、本当にありがとうございます。集会は6回目を迎えました。世界はテロとの闘いを実行している中で日本だけが拉致という国家テロに対して何ら解決を見いだせない足踏み状態が続いています。日本政府にお尋ねします。そして小泉首相にお尋ねいたします。あなたは拉致された私たち家族、兄弟である日本人を愛していらっしゃるのか。それとも独裁者である、国家テロの首謀者である金正日を気遣っていらっしゃるのか。どちらでしょうか。一日も早く、私たちの家族を救ってください。日本国民、私たちみんな、怒っています。絶対に譲歩いたしません。本日、ここに集まってくださっている国民の怒りの声を、小泉首相は真剣に受け止め、聞いて欲しいと思います。
拉致されたというのは海に溺れている状態です。溺れるというのは本当に苦しく、本当につらいことです。助けて欲しい、という言葉しか出ません。泳げる人は抜き手を切ってすぐに飛び込んで助ける、これが人間の姿です。抜き手を切って救出するということは一日も早く色々な法案を作り、そしてそれをすぐに発動して救出に向けるという意味です。私たちは本当に一日も早く、一日一日が子供たちがどんな眼差しをして私たち日本の国を思い、今日も星を見て、お月様を見て、あの制服を着ためぐみがどんな眼差しになっているのか、その思いで、毎日毎日、考えております。あちらにいる人たちはもっとつらい思いで、どんなにか苦しんでいるかわからないのです。どうか皆様、お力をお貸しください。
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蓮池さん、地村さん、浜本さんからは、小泉首相の再訪朝が要請された。この再訪朝に対しては意見の分かれるところだと思うが、帰国した5人を間近で見ているご家族としては一日も早く、という心情がこう言わせるのであろう。最後に挨拶にたった佐藤勝巳救う会会長は、対北朝鮮制裁法案を発動出来ないような首相ならば、訪朝したところで何の解決にもならないであろう、と発言。先ずは、日本から「圧力」をかけることが先決か。

田口八重子さんの長男である飯塚耕一郎さんが、初めて国民大集会に参加。挨拶をした。拉致被害者の「子供」による発言である。「娘を返せ」「兄弟を返せ」に、「母を返せ」が加わったのである。飯塚耕一郎さん、横田兄弟、松木信宏さん達の若い世代の発言が今後、多くなってくるのであろう。

今、参議院選に立候補するのかで注目を浴びている増元照明さんは、この件については何も語らなかった。しかし、噂では立候補するのであれば、東京選挙区から無所属で立候補するのではないかとのことだった。決定されれば、私は全力で応援するつもりである。

松木薫さんのお姉さん、斉藤文代さんの挨拶は胸を打たれた。『北朝鮮から赤の他人の骨を「遺骨」だと渡され、今年に入ってからは日本の政治家から「松木薫は処刑された」と言われた。何度、殺されればいいのか。』 松木薫さんのお母さんは現在、入院されています。老人性の痴呆症状も出ているとのことで、「薫はどこにいるんだろう」と毎回、毎回、斉藤さんに言う。「もうすぐ帰ってくるよ」 もう斉藤さんは嘘を付きたくないと思う。本当の事を言おうかと思う。でも、言えない。もう時間がない。一日も早く、母に薫を会わせたい。この斉藤さんの願いをなんとしても叶えなくてはならない。
この日、松木信宏さんは、仕事の都合で参加出来なかった。終了後、電話で何人くらい人が集まったのか気にされていた。会場は満席、デモもなかなか前に進まない、と言うとひと安心。参加したいと思っていたが、どうしても仕事の都合がつかない、休めないという方はたくさんいたことと思う。それはご家族も同じです。好き勝手に仕事を休めるわけではありません。ご家族の負担も、もう極限に達していることを忘れてはならない。

特定失踪者問題調査会の荒木代表は短いながら、強い口調でこう語った。
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この国の中には多くの北朝鮮を助けた人々が様々な処におります。是非ともそういう方々は一刻も早くその全てを話して頂きたい。そしてこれはいろんな形で脅迫などを受けている在日のかたもいると思います。しかし戦わなければ拉致被害者全員を救出することもその家族を救出することもできません。
このことは実は家族会にも救う会にも相談しないで上で一言申し上げれば帰国されている5人のかたもあえて北朝鮮と戦ってその全てを語って頂きたい。私の想いはおそらく多くの方が共有していることと思います。
我々はあのテロ国家と戦っているのです。我々のやっていることは戦争です。戦争は勝たなければいけない。それをすることが日本人の拉致被害者を救出し、韓国人の拉致被害者を救出し、北朝鮮2000万の国民を救い最後にはこの東アジアに平和をもたらすことになります。
どうぞみなさんこの問題は『外務省がけしからん』『政府が悪い』『警察がいけない』と言っているだけで、気がついたらみんな北朝鮮で死んでしまったと言うことでは許されないのです。 
我々1億2500万国民の全ての責任です。我々もここにいる人も皆さんもその家族を守っていくために拉致被害者全員を救出しなければいけない。最後までどうかご協力頂きたい。よろしくお願いします。
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特定失踪者のご家族と集会後、お話をしたが、荒木代表に対する信頼は絶大である。

松原仁議員から、この日、参加した国会議員の紹介があった。昨年の第5回国民大集会で、「何しに来たんだ」と顰蹙をかった公明党の議員は今回は漆原氏を除いて、誰一人参加していませんでした。○○学会の婦人部を動員して盛大な拍手を浴びていた浜四津敏子先生も、その姿形をうかがうことは出来なかった。昨年、この参加議員を紹介したのは、平沢勝栄拉致議連事務局長。今年は、集会が始まってから、しばらくして議員席の後ろ片隅に座ったらしい。ただ、それもすぐに退席。うーん、国民大集会に参加したというアリバイ作りか、などという声もちらほら。ところで、議員紹介の際、会場に大きく手を振る議員さんがいるけど、あれ、何? そうじゃなくて、ご家族に深々と頭を下げるべきじゃないのかな。それから、小池百合子先生。おみ足がきれいなのはわかるけど、まぁ、足は組むなよ、と一応言っておこう。



集会は30分押して、終了。そのまま、大行進に移った。自民党、民主党、公明党から選挙カーがそれぞれ提供された。予定では、250人を一グループとして、20まで、合計5000人規模と考えていたようだが、実際は11グループまでのようだった。約3000人というところか。青く光るペンライト、紙のプラカード、日の丸の小旗が用意されており、参加者に配られた。しかし、これらは国会議事堂前からは、しまうように言われ、そこからは「ふるさと」の合唱のみ。これは、デモ行進ではなく、「請願行進」と呼ぶらしい。最終地点の首相官邸。「小泉首相、このふるさとが聞こえるか」 しかし、当日、小泉首相は官邸には居らず、都内の某ホテルに宿泊だったとか。むっ。

デモは最終地点で流れ解散となった。私は特定失踪者のご家族やボランティアの方々、救う会関係者、日本世論の会の方などなんだかんだで15人で、だらだら歩き一軒の店へ。そこでは、今回の集会の裏話や今後の課題、マスコミがどう扱うかなど談論風発(したかな・・・)。一つ言えるのは、全員、後ろ向きではなく、前を向いて明日からの活動を語ったことだ。この席で、「拉致の海流」の筆者、山際澄夫さんのお話を聞けたことは望外の喜びであった。

山本
拉致事件を考える掲示板


 

拉致問題は何も進展しないまま、昨年の東京フォーラムでの大集会から一年が経過した。今回、大集会のタイトルに「経済制裁を!」が明記された。来賓として挨拶した平沼赳夫(拉致議連会長)は一日も早く「特定船舶入港禁止法案」を成立させる決意を語った。また、漆原良夫(公明党拉致対策本部長)、中山恭子(内閣官房参与)らは、交渉に進展がなければ経済制裁を実施すべきと主張した。経済制裁に関する二つの法律が抜かずの宝刀になれば、それにこしたことはない。が、今のままでは、事態の進展は難しい。期限を決めて経済制裁の発動も視野に入れる段階に来ている。安明進氏も「経済支援は北朝鮮国民に渡らず、金正日体制を支えるだけだ」と断言した。来賓の政治家の中に、会場に掲げられたスローガンの一つ「北朝鮮最高人民会議(国会)議員である総連幹部への再入国取り消し」について言及した人がいなかったのは、少し残念である。カネ、モノだけでなく、ヒトの流れを止めることも制裁には必要なのに。拉致問題の解決をめざす3党の内部で、意見の違いがあるのは当然であるが。
「家族会」の方は、皆これまで以上に北へ厳しい態度でのぞむよう求めていた。とくに、横田早紀江さんの「小泉総理は日本国民を愛しているのですか?金正日を気遣っているのですか?国民の怒りを受け止めてほしい」という言葉には重みがあった。同様の発言が平野フミ子さんからも。また、蓮池透さんの「なぜ、総理官邸にデモをかけなければいけないのか?総理は決断を!」、市川龍子さんの「金正日政権は悪。日本は正義を示して!」という言葉から、「家族会」の方々の我慢が限度に達しているようにが感じられた。拉致被害者5人が帰国した一昨年の10月15日以降、この一年半で何も変わっていないのだから。韓国の拉致被害者家族会も自国の最高指導者に強い不信感を持っている。崔祐英会長は拉致問題に無関心なノ・ムヒョン大統領を批判した。
島田洋一(救う会副会長)はアメリカで開催された「北朝鮮 自由の日」に出席し、拉致問題を取りあげた。アメリカでは、韓国の親北派が軽蔑の目で見られているそうだ。同盟国としての信頼が揺らいでいるのだ。韓国には「日本が経済制裁を発動すると、韓国が反発する」などと言う連中がいるらしい。島田氏は「そんな韓国人と協力する気などない」とばっさり斬り捨てた。
ご家族の中には、小泉首相が再度、訪朝するよう求める意見もあった。が、「閉会の辞」で佐藤勝巳(救う会会長)は「経済制裁を発動してこそ、小泉首相は評価される」と述べた。
最後に、大集会で、汚い野次が飛んだのが残念だった。

「国民大集会」の後、「これからが本番」という感じでデモへ。蓮池透さんが述べたように、何故、首相官邸にデモをかけなくてはならないのか。そこが最も重要な問題なのだ。デモはワイワイ楽しくやるものでない。また、大集会の時に野次を飛ばすようなのと同様、デモも統制がとれるのか心配だった。参加者の幟、国旗、プラカードなどの持込みは禁止。とんでもないことを書いたプラカードなどを持ち込む連中が現れることが予想されたのだ。左翼の反戦デモに「北朝鮮に核兵器を持つ権利を」なんて怪しいスローガンを掲げるのが紛れ込むのと同じ。
大集会の会場の席ごとにまとまって移動し、梯団をつくることになった。われわれの周辺は10梯団へ。プラカード、日の丸の小旗、青いペンライトなどが配られた。
デモ行進は日比谷公園から財務省上交差点まで。その先、首相官邸まではデモ禁止なので、請願行進となった。
主催者の予想より参加者が少なかったようだが、大阪で行われるデモとは比較にならない規模だと実感した。左翼のデモは規模こそ大きいが、労組が動員をかけて集める。しかし、国民大行進は組織による動員でなく、自発的な参加者によるもの。
シュプレヒコールは「北朝鮮に 制裁をかけよ 物を売るな 船を入れるな 北朝鮮は 拉致被害者を返せ 被害者家族を返せ 全員返せ」。あっというまに、デモ行進は終わった。梯団の後列にいたからではあるが、シュプレヒコールの掛け声が少し聞き取りにくかった。
財務省上交差点でプラカードが回収され、後半の請願行進へ。「ふるさと」を歌いながら静かに練り歩いた。そして、永田町で解散。何故か、11梯団は最後までシュプレヒコールをやっていた。最後の梯団だけ、統制がなされていなかったのか?
「如何に在ます 父母 つつがなしや 友がき 雨に風に つけても 思い出ずる 故郷」。どんなシュプレヒコールよりも、政治家が耳を傾けなければならない言葉である。

AKIさん
新ニッポンからの通信:ええ加減にし


 

 私は前から3列目の中央に座っていました。田口八重子さんの2番目のお兄さん夫婦のとなりで、後ろには特定失踪者 大澤孝司さんの2人のお兄さんたちもいました。
 講演がはじまるやいなや、車いすのおばさんが大声で・・・
 おばさんの声が五月蠅くて、講演者の話が聞こえない。気持ちはわかるが、周りが見えていない。節度ある、振る舞いをしてもらいたいものだ。
 各社カメラマンたちが、大人げないことでもめていた。

 政治家の皆さん、言葉通り 言ったことを実行していただきたい。
そして、家族の声 多くの国民の声を真摯に受けとめ、命を掛けて本気で「北」に「金」に立ち向かって頂きたい。
 総理大臣が来て、「全ての拉致被害者とその家族を必ず取り戻す」と日本と世界に発信して欲しかった。

 私は、行進中 こんな事を思っていた。
金正日は今何をし、何を考えているのだろうか?
こういう集会が日本であちこちあることを知っているのだろうか?
戦後、まともな日本人をこれ程までに怒らせた集会があっただろうか?
こうした声や行動が「北の金」に届いているのだろうか?
・・・・
「拉致被害者をかえせー!!」の声が 天まで届け!
「すべての拉致被害者をもどせー!!」の声が 北朝鮮へ届け!
「すべての拉致被害者とその家族をかえせー!!」の声が 金まで届け!!!

緑風香さん(特定失踪者ご家族)


 

私が初めて参加したのが、去年の国際フォーラムの国民大集会。1年経って、どれだけの人が集まるのか不安な気持ちで日比谷に向かいました。到着した時は、まだ行列も短かったのですが、集会が始まる頃には徐々に空席も埋まり、最終的には満席+立ち見の聴衆。ご家族の訴えを、胸の詰まる思いで聞いていました。
国民大行進では、隊列を組み、ペンライトと国旗、プラカードが配られました。私の隊列は並んで出発待ちでしたが、後ろの隊列は、シュプレヒコールの練習を始め、それを聞くと、私達も早く出発して、「拉致被害者を返せ〜」と叫びたくてうずうずしていました。
やっと出発し、マイクの先導者に合わせて、「返せ〜」のシュプレヒコール。もう待ちすぎているくらい待っているご家族の元に、1日も早く拉致された人達が元気に帰ってくることを願いながら、私も大声で叫んでいました。
来年は、こんな集会や行進をしなくてもいいように、日比谷でのこの声が届いて、政府もやっと動いたんだと思えるように、これが最後の集会・行進でありますように。

nonoさん


 

昨年5月7日の『国民大集会』の後で、わたしは日記にこう書いた。『政府よ。この国民の怒りの声を聞け。この国民の怒りを必ず金正日に届けよ』と。そして一年後の今日4月30日、ふたたび国民大集会の日を迎えた。

金正日が拉致を認め謝罪してから一年半。この決して短くはない時間の経過する中で、拉致事件の解決が進展したと公言できる政治家や役人がいったいどれほどいるというのだろう。泣きながら訴えるご家族の叫びを、あと何年われわれは聞けばいいのだろう。そしてあと何年政府に政治家に聞かせればいいのだろう。国民大集会で登壇して『日本政府を動かしてください』『わたしたちと一緒に戦ってください』と国民の支援を訴えるご家族の悲痛な声を聞くたびに、そしていまも囚われの地でわたしたちの助けを待っている被害者の望郷の心情を忖度するたびに、わたしは言いようのない怒りと焦燥感に胸が激しく痛むのを抑えるすべを知らない。

拉致はなかったと述べた自称ジャーナリストどもよ。日朝議連に入り北朝鮮の走狗となって拉致を否定し続けてきた政治家どもよ。『たかが10人のこと』『5人を北へ帰せ』と述べた外務官僚どもよ。『拉致はテロではない』と言い放った外務大臣よ。いまわたしたちが深く悔いていることを知れ。おのれらの安寧な生活の陰で無法にも北朝鮮の悪意の犠牲となった同胞を四半世紀の長きにわたって放置してきた政治家は外道の政治家であると。そんな政治家の率いる国家は外道の国家であると。そして、そのような国家を養ってきたわたしたちこそ外道の国民であると。

わたしは繰り返す。北朝鮮の国家テロで拉致された同胞を助けられなくてなにが政治家か。なにが官僚か。なにが国家か。一年半にわたって拉致事件を放置し続けてきた小泉首相よ。わたしたちが強く怒っていることを知るがいい。北朝鮮の妥協を待ってこれ以上政府が拉致事件を放置し続けることをわたしたちは決して許さないと。わたしたちの熱い怒りと決心を知ってなお、北朝鮮に対して行動を起こさない政治家や官僚がいるとすれば、それは同胞を鬼畜独裁者に売り渡して恥じぬ外道である。鬼畜である。売国奴である。わたしたちはもう待たない。わたしたちは行動する。

心ある読者の方々よ。どうか明日からわたしたちの怒りと決意を示すためにできることを考えたまえ。わたしたちの同胞が羽田空港のタラップを降りてくるその日までともに戦いたまえ。

殿下さま沸騰の日々
http://www2.diary.ne.jp/user/154269/

 

 

ボランティアとして参加された方の記録
 

 初夏を思わせる、汗ばむとても天気の良い4/30の春の日の午後に、あおいのママは「第6回国民大集会」の受付班ボランティアとして参加してきました。新潟救う会関東県人会による上野街頭署名活動のボランティアを一緒にしているAさんと共に、救う会全国協議会の方から頼まれました。

 遅番の午後1時半に日比谷公会堂に来るように言われていましたが、少しでも早くお手伝いをした方がいいのではと思い、急いで昼食を済ませて公会堂に行きました。上野で一緒に活動している救う会埼玉の方に指示をしてもらい、公会堂の中で祈りの会・その他救う会関係者の方々と、当日配られるチラシ(4枚)の仕訳とそれらを二つに折る作業をしました。6000部くらい用意するということで、皆さんと流れ作業で何とか作り終えました。

 その後救う会の方から、「一般・来賓受付班」のお仕事についての説明がありました。その時にいただいた「メモ」は下記にあります。祈りの会の皆さんは日比谷野外音楽堂の受付担当、救う会茨城・救う会東京・そして私たちは日比谷公会堂の担当になりました。公会堂は、参加者が主会場の野外音楽堂に入りきれなかった場合にこちらに誘導されるということでした。雨が降った場合もそうなるそうですが、この日はとても良い天気だったのでその心配はありませんでした。

 説明の後、しばらく休むことができました。その間に私たちはブルーリボンを作りました。時間がもったいないと思ったからです。Aさんが用意しておいてくれました。上野ではブルーリボンが足りないこともありますので「少しでも作れる時に作っておかないと」と2人で縫っていました。その時「蒼い東京委員会」の代表の方がわざわざご挨拶に見えまして、とてもありがたく思いました。AさんもHPを知っていましたので「ここで会えるとは」と喜んでいました。

 この公会堂の中で、私たちはそれからバタバタと動き回っていましたが、知り合いに会えることも多くて驚きました。実際に活動されている方は決まってしまっているのかもしれません。Aさんも「あの方は上野に署名に来てくれた・・さん。あの方は先だってお手伝いをしてくれた・・団体の方。あの方はブルーリボンをたくさん作って送ってくださった新潟の婦人会の方」とおっしゃっていました。まだまだ名前はわからないものの見知った方がいたようでした。皆さん、本当にご苦労様でした。

 少し休憩した後、先ほど二つ折りにしたチラシと特定失踪者山本美保さんの同級生の会の作成のパンフレットを、公会堂の座席に置く作業に取りかかりました。2000席くらいありますので、外にいる他の男性スタッフにも2階席の配布を手伝ってもらいました。この日はとても暑かったので汗ビッショリになりました。配布が終わったら、今度は公会堂内の外階段を上がった2階のロビーに机を並べて、募金や署名ができるようにセットしました。どのくらいの方がこちらにいらっしゃるのかその時は想像もできませんでしたが、募金箱2箱・署名用紙・ボールペン3本では少ないような気がしました。受付もその時は私たち2人だけでしたので、正直ちょっと不安がありました。しかしその後、外階段入り口で受付をするというので、2階ロビーは片付けることになりました。

 外階段の近くで、拉致被害者家族の皆さんとお会いしました。「ご苦労様でございます」と声をかけましたら「ありがとうございます」とおっしゃってくださいました。有名人でもなんでもない、ただの一般人である皆さんが、このような苦労をなさっているのが気の毒でなりませんでした。顔色の良くない方もいらしてとても心配です。早く何とかしなくてはいけないです。

 2階ロビーを撤収して1階に募金箱その他を持って行ったあと、先ほどのチラシの作業の場所でふと、目に入ったダンボールの箱に入っているチラシがありました。Aさんもずっと気になっていたらしくて、2人で覗いてみるとそれは「拉致議連 主な活動の記録」というチラシでした。たしかこのチラシは折り曲げる作業に使っていませんでしたので、忘れられたようでした。それで慌てて野外音楽堂の方に持っていってもらい、公会堂でも座席に配りました。

 なんとか配り終えてホッとしている間もなく、撤収した2階ロビーの募金・署名はやはり必要だということで、もう一度机を並べてセットし直しました。2度手間、3度手間で私たちはグッタリしてしまいました。プロのイベント会社がやるのではなく、素人の集まりで当日に説明を受けてやるのですから、仕方のないことでしょう。上野街頭署名の経験から、こうすれば、ああすればもっといいのにと思うこともありました。

 そうこうしているうちに、午後3時半過ぎになりました。野外音楽堂では開場となっているはずです。どのくらいの人が並んで、そして参加してくれるのか、私たちはドキドキしていました。しばらくして(4時ごろだと思います)公会堂の大スクリーンに野外音楽堂の様子が映し出されました。あっ、少しずつだけどうまってきているとホッとしながら見ていました。この時間だとまだ仕事帰りの方は無理だろうし、徐々にかな、何時ごろこちら(公会堂)に誘導されるのかなと心待ちにしていました。

 取りあえずそれまでまたブルーリボンを作ることにしました。しばらくして、大スクリーンに拉致事件のビデオが流されていました。私は以前に江戸川講演会で見ていましたが、やはりジ〜ンとしてしまいました。すぐ近くにいた売店の方2人も見ていました。作ったブルーリボンを差し上げましたら、すぐに胸に付けてくださっていました。とてもうれしかったです。こちら公会堂の司会者の女性が来ていました。「こちらはまだのようですね」とおっしゃって戻る前にブルーリボンをお渡ししました。それからも野外音楽堂とカン違いして、こちらにみえる方がいらっしゃいました。そのたびにブルーリボンをお渡しして、野外音楽堂の方へ行ってもらいました。

 4時半を過ぎていよいよ野外音楽堂では開会したようです。どうやら公会堂に誘導されるほどの人数ではないようで、野外音楽堂でおさまってしまったようでした。しばらく誰もいないこの会場の大スクリーンで見ていようと思っていましたら、公会堂担当のリーダーの方が「こちらは撤収となりました。椅子席のチラシを回収してください」とおっしゃいました。わ〜ん、せっかくみんなで頑張って配ったのになぁ〜。またまた大汗かきながらみんなでチラシを回収しました。2階席は斜面が急で回収するのも怖いくらいでした。階段の上り下りでAさんも腰が痛くなったと言っていましたが、私もさすがに・・・。

 回収している間、大スクリーンでは野外音楽堂の様子が映し出されていましたが、何やらギャアギャアと騒ぐ人の声がしました。疲れていたので、ものすごくイライラしてストレスになりました。いったい、誰が騒いでいるのかしら?
 回収し終えた後、しばらくこちらで待機しているように言われました。大スクリーンを私たちは占領して見ることができました。ちょっと腹ごしらえをしながら、ちょうどご家族の訴えの場面でした。Aさんと私は口にほおばりながら涙涙でした。グスングスン言いながら見ていました。田口八重子さんの息子さんのお話が終わったころだと思いますが、最後までここで見ていられるのかしらと思っていたら、今度は野外音楽堂の出入り口の受付で署名活動をするように言われて、あわてて現場に行きました。

 画板に署名用紙をのせて、行きかう方々に「署名をお願いします」と近づいていくと、ほとんどの方が署名をしてくださいました。上野で慣れていましたし、上野では悲しくなるくらいほとんどの方が素通りなので、信じられないくらいにここでは署名していただき、本当にうれしかったです。楽しかったです。ご協力してくださった皆さん、そして応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 会場ではそろそろ終わりが近づいてきたかなぁと思っていた時、急ぎ足で出口の坂を帰る方がいました。私は近づいて「署名をお願いします」と声をかけましたら「もうしたよ」と行ってしまいました。何度でも有効ですと言いたかったのだけれど・・・その方は日本テレビの「ザ・ワイド」によく出演されている有田さんでした。またお願いしますね。

 集会が終わり、出口に人の波が押し寄せてきました。私たちは署名活動をやめて(テーブルの方にお任せして)署名用紙の配布をしました。「署名用紙におひとり様でも結構です。書いて送ってください。よろしくお願いします」声を張り上げながら配りました。「たくさんちょうだい」「コピーしたのがあるから送るね」「頑張れよ〜」「ご苦労様」声をかけてくださった皆さん、ありがとうございました。いっぱいいっぱい元気をいただいたおかげでたくさん配ることができました。

 電脳補完録さん、新潟県人会のお二方、特定失踪者のご家族の方、上野街頭署名で問い合わせをしてくれてお手伝いしてくださったIさんとご家族の方、声をかけてくださってありがとうございました。その他にも気づいてくれた方もいたのかもしれませんが、署名用紙を配ることに夢中になっていたために、失礼をしたのかもしれません。お許しください。

 ほとんどの方が退場した後、救う会埼玉の方が「キリのいいところであがってください。お疲れ様でした」とおっしゃったので、あがらせていただきました。受付班の担当の皆様、お疲れ様でした。
 ちょうどその時に、仕事を終えて駆けつけてきたあおいのパパと会い、Aさんと3人で大行進に参加しました。

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《一般・来賓受付班メモ》

1.大集会・行進について
・野音(3000名=来賓・報道席除く)が主会場、入りきれなかった参加者は公会堂(2000名)へ。それ以上の参加があった場合は、公園で以下のアナウンス。
@署名・募金の用意がある。
Aデモ行進には参加できるので7時に来てもらう。
・終了後は野音から先に退場してもらうので、公会堂は退場が時間的に少しずれることになります。
・入場と退場の際に募金を行います。なお、参加費は無料です。また、既に振り込んでいただいている方もおられます。善意の寄付をお願いすることになりますのでご配慮ください。
・受付以外に、デモ用品仕訳、資料仕訳、資料配付、来賓受付(記章付け・着席場所指示)、アンケート回収、片づけ、募金集約、荷物の移動などの仕事があります。
・受付班は、祈りの会の方20名(野音担当)、救う会茨城の方、救う会東京の方計15名(公会堂班担当)です。

2.作業の流れ
・早番は11時集合、遅番は1時半集合。それぞれリーダーから作業内容を聞き、現場を確認し、大集会・行進の進行表を確認した上で作業に取りかかってください。
・配付資料を配布しやすいように予め仕訳し、セットしておく。
・公会堂は屋内なので事前に配布資料を椅子の上に配っておきます(野音受付の人も手伝う)。音楽堂は野外なので、受付で配布します。
・配布資料は、@進行表、Aアンケート、Bその他チラシ1枚です。これとは別に調査会の資料があり、2時半に来て独自に配る手はずですが、人数が少ないようなら協力します。
・ブルーリボン、署名用紙、アンケート、ポスター、チラシは欲しい方が自由に取る。
・集会が始まり、受付がある程度落ち着くような余裕がある場合は、時間を決めて、交代で会場に入ってください。
・退場の際に、再び、カンパをお願いし、アンケートを回収します。
・退場後、片づけを実施。余った資料やゴミなどのすべてを公会堂のロビーに集めます。
・募金は、担当リーダーが募金箱から小袋に入れ直し、バッグに集約します。計算する必要はありません。
・野音・公会堂からあふれる人が出た場合、来たあかしとして、署名と募金の希望が強く出ますので、野音は受付で対応。公会堂は受付が外階段を上がったところになるので、屋外の1階に長机を設置し、受け付けます。
・公会堂に集めた物品のうち、リーダーの指示により、一部のものを日比谷グリーンサロンに移動してください。
・もし、受付付近でトラブル等があった場合は、受付周辺に警備担当のボランティアや警察官が待機して対応します。
・受付班は原則として、大行進には参加しませんが、是非にとご希望のある方は受付リーダーにご相談ください。リーダーは黄色いジャンパーを着ています。

3.作業日程
11時集合(公会堂ロビー)の早番の方は、現場確認、打合せ、資料の仕訳、昼食となります。
1時半集合(公会堂ロビー)の方は、資料の配付、受付準備、3時半野音開場、その後公会堂開場で受付・募金開始。4時半開会、6時終了後は、後片付け、荷物・ごみの移動を行います。また、大行進終了後に、グロリアがデモ行進用のマイクやのぼりを運んできますので、グリーンサロン前で受け取って中に運んでください。

4.野音受付位置
◎一般受付
・野音は、入口右手にテントが一つ。中に長机を3つ並べる。一般受付はここで担当。
・ここに資料と募金箱を並べ、資料を取りに来てもらう。
・左側通行者で受付に行きにくい人のために、資料を手渡しする担当も置く。
・同様に、募金箱の一部は、手に持って、左側で「カンパのご協力をお願いします」
※マイク担当者「配布資料がありますので受付でお取り下さい」
・一般受付は右側だけなので殺到しないように誘導。
・来賓受付のみ左側で実施。
・障害者・付き添いの方を発見したら、行列からはずして早めに入れます。
◎来賓受付
・入口左手に、長机3つ(テントなし)。資料と記章。手渡し用資料も長机に置いておく。但し、来賓は少数です。また、直前に来ると想定されます。図面で着席位置を伝えます。
・早番の人は、受付掲示用の紙をはったり、会場内報道席・来賓席・特別招待席の紙をはる作業もあります。

5.収容人員
◎報道受付も左側長机で行いますが、秘書会が担当します。
・野音の収容人員は、3000人(立見席550)、現場責任者の判断で立見席を100〜200人増やす可能性もあります。野音側は資料4千部を準備する(百部は登壇者用)。
・家族会は早めに来るので資料は控え室に配布。議連・地方議員の会は直前が大多数と思われるので舞台の椅子の上に配布。
※受付位置が傾斜地なので、長机の片方を高くする必要がある。

6.公会堂受付位置
・外階段を上がった2階にロビーがあり、ここに動線に向かって縦に机を並べる。
・その位置で募金をお願いします(資料は椅子に配布)。
・公会堂は豪雨の際のメイン会場に予定しています。過去30年の降水確率は50%以上ですが、今年の天気予報は晴れです。従って、野音で3000人を越えた場合の一般参加者席になります。
・会場にスクリーンを設置します。
・終了後、家族会が短い挨拶をします。

7.備品
野音一般・来賓受付
・配布資料(5枚=進行表・大会決議、アンケート、図書チラシ)
・配置資料(署名用紙、旧チラシ、ポスター、ブルーリボン、画板4
・ハンドマイク
・公会堂・野音着席図(トイレ位置も確認を)、会場付近(トイレ位置も確認を)
・ジャンパー(黄色1)、ネックリボン29
公会堂受付
・募金箱、着席図、会場付近地図、募金袋、筆記具、ごみ袋
・ジャンパー(黄色1)ネックリボン19
・ハンドマイク
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aoinomamaさん
http://www.geocities.jp/aoinomama13/

 

 

大集会に関する日記・評論等のあるお勧めサイト
 
電柱組http://page.freett.com/dencyugumi/
 号外:4.30・【会見】と【集会】の戦いの日
 4.30、この日がマスコミの御都合主義と欺瞞が明らかになる日なのか、それとも・・
 日比谷で会おう!
 四半世紀経っても隅に追いやられた【拉致】
 エピソード4.30"新たなる希望"
 しかし、それでも【奪還】は国是であるべきだ!

電柱組内記載済の拉致関係の記事を纏めた特集ページが出来ました。上記「国民大集会」に関する記事ももちろん掲載されています。下記アドレスでご覧下さい。秀逸。
http://page.freett.com/dencyugumi/dakkan/dakkan.html


山際澄夫ホームページhttp://www.geocities.co.jp/WallStreet/6801/
 Todeay's Essay 「4.30 国民大集会で感じた希望」


西村's Voice Part2http://nishimura.trycomp.net/)


蒼き星々http://www.blue-stars.org/~rachi/index.htm
 第6回国民大集会の全ての発言がテキスト化されています。

 

 

ご家族の挨拶 荒木和博氏の挨拶
平沼赳夫氏の挨拶 メディアはどう伝えたか
中山成彬氏の挨拶 西村幸祐:問われる、日本のメディアの見識。
鳩山由紀夫氏の挨拶 山際澄夫:国民大集会で感じた希望
漆原良夫氏の挨拶 参加レポート
中山恭子氏の挨拶 ボランティア参加から見たレポート
小池百合子氏の挨拶 リンク
韓国拉致被害者の挨拶 Special Thanks

 

Special Thanks
   
ご家族の挨拶の一部を除いてその他の挨拶のテキストは、サイト「蒼き星々」の管理団によるテープ起こしにお世話になりました。感謝いたします。
サイト「電柱組」のご好意により写真を使用させていただきました。感謝いたします。
勝谷誠彦氏の撮影による写真を使用させていただきました。感謝いたします。
ジャーナリスト西村幸祐氏の文章を転載させていただきました。また、写真も提供いただきました。感謝いたします。
ジャーナリスト山際澄夫氏の文章を転載させていただきました。感謝いたします。
参加レポートを投稿して頂いた皆様、転載させて頂いた全ての皆様に感謝いたします。